2006年3月11日〜20日
アラスカ遠征に行ってきました。
メンバーはFirstDescentのリーダーhiroseさん、nakatani君、imao君、yasu君、私の計5人
3月11日に名古屋空港を飛び立ち、成田〜シアトル〜アンカレッジまで空路。
アンカレッジからレンタカー2台でロードトリップ!
英語を全く話せない私が運転して果たしてたどり着けるんだろうか?珍道中を見てやってください!

1.一路VALDEZへ!

11日の昼に名古屋を飛び立ち、成田まで一時間とシアトルまで9時間、さらにアンカレッジまで4時間もフライトしたのに、アンカレッジ到着時刻はまだ11日のお昼。
あれ?なんか得したぞ!
なんと、時差が18時間もあるとか?
もちろん、帰れば一緒なのはわかりきっているが自分的には「儲かった」気分だ。
まずは、アンカレッジ空港でレンタカーを借りに向かう。
日本からウェブサイトで予約してあったのでスムーズに行くか?と思っていたが、問題発生。
私はエキストラタイプで予約しており問題ありませんでしたが、hiroseさんが予約していた1クラス上のエキスペデションタイプが帰って来ない為「エキストラでも良いか?」と聞かれる。しょうがないから「OK!」と伝え精算してもらうと、同じ車をレンタルするにも拘わらず、わたしの方が500ドルなのにhiroseさんのほうは700ドルと言われる。
「おかしいじゃないか?」と文句を言うが、「予約はエキスペデションだから!」と平気で言ってくる。
「こちらの都合ならともかく、そちらの都合で用意出来ないのにおかしいじゃないか?」としばし押し問答を繰り返す。
このあたりが、日本ならあり得ないよな、さすがアメリカ!自分所の理屈を平気で押し通してくると妙に感心してしまう。
だが、こちらも理不尽な内容に引き下がる訳には行かない!
しばらくすると、「20分待ってくれたらエキスペデションが用意できる」と言われ、待つ事になり無事に出発出来た。
アラスカ、それもVALDEZでスノーボードをするなんて夢にも思っていなかった。
もちろん、雑誌「パウダー」などでエキストリームスキーやボードに興味のある人なら一度くらい名前は聞いたことがあると思います。私もそのうちの一人でしたが、遠い夢物語の別世界の事だと思ってました。
そんな私に「滑りに行こう!」と思わせてくれたのが、作シーズン出遭ったFirstDescentのリーダーhiroseさんでした。
hiroseさんは世界中にスキートリップに出かけており、すでにアラスカには4度も足を運んでいる。
中でも、VALDEZのH2Oヘリガイドは世界最高水準だと絶賛しており、「是非一度ご一緒しましょう!」と誘われた事がキッカケとなりました。
しかし、作年の2月に「行く」事を決めた直後の3月4日に某スキー場の滑走禁止区域で調子に乗ってブッ飛んで滑っていて樹林に激突!左大腿骨骨折の重傷を負ってしまった。
医者に相談するが、「一年では滑れるようになるのは無理ですよ。最低でも2年はかかります。」とあっさり宣告される・・・3ヶ月の入院中もベッドの上で考えるのはVALDEZのことばかり。「あの急峻な斜面に自分のトラックを刻みたい!」夢は募るばかりであった。
退院後はVALDEZを目標にリハビリに励みましたが、一向に回復の兆しは遠く半ば諦めモードながらも例年のように立山初滑りから「山」に通い詰めました。12月中ごろには、何とかフォールラインを向いて滑れるまでになり、一月の北海道遠征で「まだ後2ヶ月もあるから大丈夫、行ける」と確信。
hiroseさんにその旨を伝え、いろいろと手配をしていただき、決定しました。
その後も、不安は募るばかり、足はなんとか急斜面も滑れるようになったものの、まだ歩くのはビッコ状態。
膝の微妙なコントロールが出来ないので、ギャップを上手く吸収できず、すぐに転倒してしまう。
もうひとつの不安は「英語が全く判らない」事。高校もろくに卒業していない私が英語なんかしゃべれるわけがない!もちろん海外へは何度か足を運んではいるが、日本からの至れり尽くせりのツアーばかりで英語を理解する必要などなかったのだが、今回は自分で車で移動しなくてはならない。
まぁ、なんとかなるか?とりあえず行って見よう!


FDメンバー左から「yasu君」「nakatani君」「hiroseさん」「imao君」の4人
アンカレッジ郊外のhighway1号線


とりあえず、hiroseさんの後ろを着いて走り、街中を抜けてHIGHWAY1号を目指す。
左ハンドルに違和感はないが、右側通行に違和感を感じる。特に左折が恐い!
一度だけ分離帯のある道路から左折して左車線に入ってしまう。当然、向こうから車が走ってくる。
「危ないなぁ、あいつ反対車線を走ってくるぞ!」
けたたましくクラクションを鳴らされる。「あ!俺が反対だ!」
事故にならなくて良かった!(笑)。
HIGHWAY1号に入り東に向かう。
前を走るhiroseさんはメチャクチャ飛ばす!
最高速度55マイルの所を平均90マイル以上でぶっ飛ばして走る(1マイル約1.6km)。
こっちはエキストラクラスだから、着いていくのが必死だ。
ほとんどアクセルを床まで踏み抜くくらい踏んでいる。
2時間ほどでアンカレッジから200マイルくらい離れたグレナリンの街に到着。ここまで街はひとつもなかった。
ここで、給油と夕食をとることにする。
AKのガソリンスタンドは食料品と雑貨品の店を併設しており、たいがいは何か食べ物を買う事が出来る。
ここでも、冷凍のハンバーガーやピザなどを販売しており、備え付けの電子レンジで温めて食べた。
驚いたのは、コーヒーが無料な事。
保温が出来るマグカップを購入し「カフェOK?」と聞くと「プリーズ」と言われ勝手にコーヒーメーカーから入れる。
「ハウマッチ?」と聞くと「NOサンキュー」
ラッキー!どうやら日本のお茶と同じ感覚らしい・・・
ガソリンも全てセルフになっているが、値段は安い!
日本の約半値位だと思う。3リッタークラスの車で満タン30ドルくらいだ。日本だと6〜7000円は必要か?と思う。
食事と給油を終えて、yasu君に運転を代わってもらい今度はHIGHWAY4号線に入りVALDEZに向かい南下する。
1.5時間ほどで今日から1週間お世話になる「ハーバーイン」に到着。チェックインを済ませて眠りに着いた。

真っ直ぐに伸びるHIGHWAY1号線
映画のセットのようなマーケット
VALDEZハーバーインホテル
美しき街VALDEZ
翌朝、6時に起きて散策して見ると「街」の美しさに感激!
3方向を山に囲まれた港町
街を見てこれほど「美しい」と思ったのは初めてです。
どちらかと言うと家族で観光に来るよりも恋人と二人で過ごすのにピッタリ!て感じのロマンティックな街かな?(笑)。
人口は4000人程の素朴な街で、バーとスーパーが2件あるだけです。
もちろん、コンビニなんかありません。
人々は心優しく温かく接してくれます。
驚いたのは、写真の港の中で「ラッコ」が生息しています。
2頭は見る事ができました。
今回は「H2oのヘリガイド」が目的で訪れましたが、夏にシーカヤッキングやフィッシングを目的にやってきても素晴らしいフィールドではないでしょうか?
夏にもう一回来るかな?(笑)。
